Googleから指摘された不自然なリンクは、WMT(ウェブマスターツール)の「サイトへのリンク」の中に無かった。

by 管理者
8月 20日 2013 年

8月8日頃からGoogleのウェブマスターツールに実装された「手動による対応」機能を使うと、手動対応のペナルティを受けているかどうか、分かるようになりました。

例えば、このようにペナルティを受けた原因と対象となったリンクが表示されています。

手動による対応

そして、「手動による対応」で指摘された原因を調査・修正して再申請を行うことでペナルティ解除となります。

上記のペナルティであれば、対象となったリンクを削除して再申請という流れになります。

ところが、Googleから外部リンクに関する全ての情報が提供されていないため、原因の調査が難しい場合があり、海外のフォーラムで以下の内容が話題になっていました。

Example link given by Google for UNL(un natural link) penalty site is not in the WMT "links to your site"

Googleから指摘された不自然なリンクは、WMT(ウェブマスターツール)の「サイトへのリンク」の中に無かった。

ウェブマスターツールの「サイトへのリンク」はサンプル

良く言われていますが、Googleから提供される「サイトへのリンク」→「最新のリンクをダウンロードする」で得られたリンクは全ての外部リンクを網羅していない!?

Googleの公式サイトには、リンクはサンプルだとはっきり書いてありますね。

Google ウェブマスター ツールの [サイトへのリンク] セクション には、あなたのサイトへのリンクのサンプルが多数表示されるため、最初にこちらを利用して調べることをおすすめします。特定の期間に SEO キャンペーンを実施した場合は、「最新のリンク」をダウンロードすると、その期間に作成されたリンクを確認しやすくなります。Google ウェブマスター ツールで表示されるリンクはサンプルですが、これを調査することによって解決すべき問題を見つけられるでしょう

http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/

そしてこの問題についてGoogleのマット・カッツ氏は、「ウェブマスターツールでサンプルリンクを提供するので、これらのリンクを元に良く考えてね。しかし問題を示す良いリンクがあれば、リンクを(ウェブマスターフォーラムの)会議室で共有してね。何故なら問題解決の調査を助けてくれるから。」と言っていますが、なんか誤魔化したような回答で全然親切じゃありません。

It’s certainly the case that we endeavor to show examples from the set of links returned by Webmaster Tools, and likewise we prefer to assess reconsideration requests on that basis of those links. However, if there’s a really good example link that illustrates a problem, we do leave enough room to share that link, especially because it can help point the webmaster in a better direction to diagnose and fix issues.

http://searchengineland.com/google-links-webmaster-tools-169791

ところで全ての外部リンクをGoogleが把握している必要は無く、Googleが把握している全ての外部リンクを我々管理者に教えてくれれば何の問題もありません。

何故ならGoogleから外部リンクがガイドラインに違反していると指摘された時、違反したリンクがGoogleが教えてくれる外部リンクの中に限定されるので、その一覧の中から探して修正すれば良いからです。

しかしGoogleが把握している全ての外部リンクを教えてくれなかったら、話が違ってきます。

その場合はどうやって違反している外部リンクを探すのでしょうか?

サードパーティ製のリンク確認ツールは不要!?

そこでサードパーティ製の外部リンクチェックツールを使って探すという方法が有りますが、それに対してGoogleのジョン・ミューラー氏はわずか2か月前の6月3日に「必要ない」と言っています。

I asked Google's John Mueller this in a Google Hangout today and he confirmed that you do not need to use third-party tools and that Google Webmaster Tools is fine. He did say, sometimes third-party tools may help with cleaner reports but not needed.

http://www.seroundtable.com/google-disavow-webmaster-tools-16871.html

ところで「手動ペナルティを受けた時にGoogleが対象となったリンクを教えてくれるのだから、調べる必要なんて無いだろう。」と思う人がいるかもしれませんが、教えてくれるリンクはサンプルに過ぎず、これが全てのGoogleのガイドラインに違反しているリンクとは限りません。

そして、ウェブマスターツールから「サイトへのリンク」→「最新のリンクをダウンロードする」で得られたリンクもGoogleの公式サイトに記載されているとおりサンプルです。

つまりジョン・ミューラー氏は出来もしないことを言っている訳です。

Googleのウェブマスターフォーラムを時々覘いてみると、知識が無いためにSEO業者の為すがままに付けらた低品質なリンクで手動ペナルティを受けて困っている管理者が沢山おり、Googleから提供されている情報だけを頼りにしてペナルティ解除の努力をしていますが、それが報われるかどうか誰にも分かりません。

悪質なスパマーやSEO業者にはこのような不親切な対応で良いでしょうが、殆どのサイトは悪意の無い健全な運営をしているので、果たしてこんなやり方で良いのだろうか?と思います。

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