さくらインターネットのVPS環境へMondo Rescueでリストアする方法 (Automatically編)

by 管理者
4月 30日 2014 年

さくらインターネットのVPS環境のバックアップとリストア

バックアップとリストアはどちらか一方出来るだけでは全く無意味です。
Mondo Rescueによるバックアップは比較的簡単に出来ますが、リストアは幾つも罠が仕掛けられていて一筋縄ではいきません。
そこで本番環境であるさくらインターネットのVPS環境にMondo Rescueでリストアできるかどうかを確認したときの備忘録です。
とはいえ、いきなり本番環境にレストアして本番環境を壊してしまうのは非常に怖いので、新規に契約するときの2週間のお試し期間を使って別のIPアドレス環境へのリストアになります。
参考までに、Mondo Rescueによるバックアップは以下のコマンドで行っていますが、バックアップ方法は沢山のサイトで詳細に解説されているので省略します。

mondoarchive -Oi -L -N -s 4480m -d バックアップフォルダ -E 除外フォルダ -p sakura-`hostname`-`date +%Y-%m-%d`

そして、そのバックアップを予め作業用のパソコンにコピーしておきます。

バックアップファイルのアップロード

Mondo Rescueでバックアップしたファイルをさくらインターネットのサーバにアップロードします。アップロードは以下の画面の「ISOイメージインストールへ」で行います。

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以下の画面で「アカウント作成」ボタンを押してバックアップファイルをアップロードするためのアカウントを作成します。

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以下の画面の内容に従ってバックアップファイルをアップロードする準備を行います。

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SFTP続できるツールを使用してisoディレクトリの下にバックアップファイルをアップロードします。ここではWinSCPを使ってアップロードしています。

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バックアップファイルのアップロードが完了してから、「更新」ボタンを押すと以下の画面のようにバックアップファイルが認識されていることが分かります。
そして画面最下部の「確認」ボタンを押すとMondo Rescueのリストア画面が表示されます。
※ 後で必要になるため、ここでIPアドレスやゲートウェイ等の情報を書き留めておきます。

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 フルオート:Automaticallyでのリストア

一番簡単にリストアするには以下の画面で「nuke」と入力して「Enter」を押します。

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リストアが始まります。

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「Enter」を押します。

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以下の画面が表示されたらリストアが終了しています。右上の×ボタンを押してこの画面を消します。

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以下の画面で「再起動」ボタンを押します。
本番環境へのリストアであれば、これで終了ですが、今回リストアしている環境は別のIPアドレスの環境になります。
そのため、このまま再起動したら本番環境とIPアドレスが重複するため、それを解消します。

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リモートコンソールの画面で「Enter」を押します。
※ タイミングが遅いとOSが起動してしまうので、その場合は再起動する。

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以下の画面が表示されたら、「e」を押します。

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kernel***の行を選択し、「e」を押します。

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「スペース」キーに続いて「1」を押して「Enter」を押してシングルモードで起動します。

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シングルモードでの起動完了。

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以下をタイプしてIPアドレス等のネットワーク環境を書き換えます。
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

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前もって書き留めておいたネットワーク情報を元に修正してからリブートします。

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ログイン画面が表示され、無事にリストアが完了したことが分かります。

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試しにブラウザでIPアドレスを指定すると、ホームページが表示されます。

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Automaticallyによるリストアは簡単にリストアできる半面、バックアップ前とパーティションの容量が違っていたりします。
これが嫌な場合はInteractivelyでパーティションの大きさを指定してリストアします。
今回、比較的簡単にリストアできたのは、さくらインターネットが標準で用意したOSを使用して特別なことをやらなかったからかもしれないです。
ここではさくらインターネットのメモリ1GB・ハードディスク100GBのVPS環境をバッアップ・リストアしましたが、メモリ1GB・ハードディスク100GBのVPS環境をバックアップして上位のメモリ2GB・ハードディスク200GBのプランにリストアすることで手軽にマイグレーションできるのではないかと思います。
これは時間を見つけて確認したいと思います。

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