パソコンの起動時間を劇的に早くするS3「スリープ」、SSDは必要か?

by 管理者
11月 07日 2012 年

娘に速いパソコンがあるから交換してあげると言ったら「要らない」と言われました。

娘が使っている古いパソコンのCPUはAthlon64 X2 4800+で2世代くらい前のパソコン、そして交換予定の速いパソコンのCPUはPhenomⅡX4 955で1世代くらい前のパソコンです。

何故要らないのか聞いてみると、今使っているパソコンでWindows7が立ち上がるのに3秒くらいだから十分に速いというのが理由だそうです。

まあ、どうひいき目に見ても3秒は大げさですが、遅くとも10秒以内に立ち上っていると思います。

パソコンの起動時間が速くなったのはここ最近の話で、娘がパソコンを終了する時の選択を「シャットダウン」から「スリープ」にするように運用方法を変更したためです。

この運用を始めるまでは、パソコンが立ち上がるまでにもの凄く長い時間が掛かっていたので、その時であれば速いパソコンと交換して欲しいと言われたかもしれません。

 

 

パソコンの起動時間を劇的に早くする「スリープ」とは

「パソコン 起動時間 速くしたい」で検索すると、「起動時にロードするサービスを停止する」とか、「未使用のハードウェアをBIOSで無効にする」とか、いろいろとヒットします。

そしてどれも正解です。

余計なものをそぎ落としていけば起動時間が短縮されるのは当たり前で、100mの障害物競争をするときに邪魔になる障害物を取り除く方法がこの方法です。

それに対してスリープは、100mの障害物競争をするときに90m進んだところからスタートする方法です。

100m走るべきところ10mしか走らないので、起動時間が劇的に速くなるのは当然ですね。

※ ここで言うスリープはS3スリープのことで電気バカ食いのS1スリープではありません。

S3スリープ

 

私が普段使っているパソコンでスリープ運用し始めたきっかけは、PT3でEDCBを使って予約録画するときにスリープにしないと調子が悪かったからです。

スリープで運用を開始した直後は、復帰後にキーボードで文字が打てない、マウスでホイールを回したときの移動量が変わるなどの不具合が有りましたが、その対策方法が分かってからのパソコンは安定しており、何の不満もありません。

※ この時のトラブルシューティングは2012年11月5日のブログに記載したとおりです。

 

ちなみに私が普段使用しているパソコンでWindows7の起動時間を計測すると、

S3スリープの状態から電源ボタンを押してパソコンが使えるようになるまでの起動時間はたったの9秒だけ。

それに対して、シャットダウンの状態から電源ボタンを押してWindows7の画面が表示されるまでに1分、実際に使えるようになるまでに1分50秒もかかりました。

1分50秒かかっていた起動時間が、たったの9秒に短縮されたので、今までのイライラが嘘のように解消されました。

メーカー製のパソコンであれば、マウスやキーボードを含めて動作検証しているので、パソコン作業の終了時にスリープを選択すればS3スリープになると思います。

それに対して自作機のマザーボードのBIOSのデフォルト設定はS1スリープが多いので、S3スリープにすると周辺機器が絡んだトラブルが多いのかもしれません。

私のパソコンは上に書いたように些細なトラブルがありましたが、娘のパソコンはノートラブルです。

なかなか使い勝手の良いS3スリープなので、もし使ったことがないのであれば、使ってみることをお勧めします。

 

 

本当にSSDって必要ですか?

暫く前まで欲しいなと思いながら、容量が小さいことや書き込み回数が制限されるので購入を躊躇していましたが、S3でスリープ運用してからWindows7の起動時間が10秒かからないので、SSDなんて必要か?と思うようになりました。

2.5インチSSD PX-256M5S

 

確かにハードディスクと比較すると、SSDの起動時間は半分以下になるでしょうが、スリープからの復帰とSSDの起動時間を比較すると、SSDのアドバンテージが感じられません。

S3スリープはほとんどのパソコンで実装されているので無料です。

それに対してSSDはコストがかかるので、これからSSDを購入するのであれば、S3でのスリープを確かめてみたらいかがでしょうか?

私みたいに「これで良いや!」ってことになりかもしれません。

 

*** 2012/11/11 追加 ***

スリープ運用すると、長時間パソコンが起動していることになるので、メモリにゴミが溜まってパソコンの動作が不安定になると言われます。

そこで、スリープ運用してから2日後にメモリの状態をタスクマネージャーで検証してみました。

検証時点で、特にアプリケーションが起動しない等の不都合は発生していません。

 

下のタスクマネージャーを見ると、メモリを3.13GB使っています。

スリープ運用2日後

 

 

パソコンを再起動すると・・・使用メモリは1.97GBに減っている。ってことは1GB開放されたことになります。

つまり無駄に消費しているメモリが約1GBありました。

再起動後

 

この2日間で何度も予約録画したり、それを再生したり、再生時に失敗してハングしたり、excelを立ちあげて印刷したり、ブラウザを起動したり、ホームページの編集をしたり・・・本当にあらゆることをやっていたので、少しずつ開放できないゴミがメモリに溜まったのだろうと思います。

このパソコンはメモリを8GB積んでいるので大丈夫でしょうが、メモリを4GBしか積んでいないパソコンの場合は、もうしばらく使い続けたところで搭載しているメモリを使い切ってハードディスクにスワップし始めたところで遅いと感じ始めるでしょうね。

それを考えると、2~3日に1回くらい再起動した方が良さそうです。

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